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これから作る応接室インテリアのすすめ
応接室のインテリアは、オフィスにおいて非常に重要な役割を果たします。
来客にとり、この空間のイメージがそのまま企業全体のイメージとなることも多く、「他のどの空間よりも力を入れるべき場」であると言っても過言ではありません。
増して居心地の良い応接スペースで来客をもてなし、お互いに気持ち良く仕事が出来ると考えれば、少し時間がかかっても応接室のインテリアは熟考する必要があります。
応接室のインテリアを構成するソファ、テーブル、照明や小物など、その細部に至るまで、来客は案外しっかり見ているもの。
家具同士の組み合わせ、その細部も含めて、応接室のインテリアはそのまま企業のセンスとして受け取られます。
逆に考えれば、応接室という空間は企業のイメージ・センスを直に感じ取ってもらえる、絶好の表現スペースだということです。
そんな重要な役割を持った応接室のインテリアを作るにあたり、「どんな家具を揃えれば良いのか分からない」という方へ向け、これからいくつかのポイントをご紹介していきたいと思います。
◆その1.どんなテイストを大事にしているかで分かれる応接室のインテリア
和のスタイルを追求したインテリアや、ナチュラルカラーで柔らかい雰囲気を目指すインテリア。
さまざまな企業で「おしゃれ」「真似したい」と言われ、話題にのぼるオフィスには、必ず統一感を高めるためのテーマが設定されています。
これから応接室のインテリアを考えたいという方は、自分のオフィス、および企業がどんな社風で、何を大切にしているのかを考えるところからはじめてみると良いかもしれません。
和のなごみ、格式の高いアンティーク、オフィスグリーンをふんだんに取り入れたナチュラルスタイル、ビタミンカラー主体のポップな空間。
社の雰囲気を通し、どんなインテリアが「らしい」のかを徹底的に考え抜くことで、その企業独自の、自慢の応接室が生まれるはずです。
そしてイメージが膨らんできたら、今度は具体的にどんな家具を置いていくのかを考えていきましょう。
◆その2.ソファ派?チェア派?変わりつつある応接室事情
応接室の用途としては大部分を占めるであろう「打ち合わせ」。
ソファに座ってリラックスした状態で行う話し合いはオーソドックスなスタイルであり、良く見る応接室の定型として広く知られています。
周知の形である分、現在では既存のインテリアにもあわせやすい多種多様なデザインのソファ&テーブルがセット販売され、気に入ったデザインのものを容易に入手出来るようになりました。
しかし最近、新たな応接の空間として、ソファではなくチェアに座る、会議室タイプの応接室を作る企業も多くなっています。
その理由は「メモを取り(字が書き)やすい」こと、そして「高齢の客人が座りやすく、立ちやすい応接室」が望まれ始めたことにあります。
従来のソファスタイルだとどうしても文字を書く時は不便で、立ち上がる際にかかる膝への負担も気になる所でした。
このためソファの応接室ではなく、打ち合わせに特化したチェア&テーブルの応接室、というスタイルが台頭してきているのです。
オーソドックスで高級なイメージのあるソファスタイルを選ぶか、打ち合わせの行いやすいスタイリッシュなチェアスタイルを選ぶか。
インテリアの見た目のみならず、見えない気配りインテリア、というのも、企業の「顔」を形作るにあたって重要なポイントです。
◆その3:家具を選ぶなら特に素材も考えること
「その2」でもお話しした通り、ソファスタイルは一般的な応接室で良く見かける様式です。
現在ではあらゆる雰囲気に合わせた応接室向けのソファが販売されており、まさによりどりみどりと言った状態。
応接室のインテリアにおいて中心的存在となり、これ1つで企業のイメージが決まってしまうことも多い座るスペースの家具の決定には、特に時間をかけることをおすすめします。
そしてデザインも重要なことですが、ソファorチェアを選ぶ際に特に気を付けたいのは材質です。
例えばスタイリッシュ&クールなインテリアにぴったりなこのコルビジェのオフィス用ソファですが、プレミアムPU(ポリウレタン)と呼ばれる本革さながらな手触りの素材、フレームはステンレス素材を使用しています。
この素材に共通しているのは「水気に強い」こと。
ソファは1度購入すれば長く使うことになる家具です。増して客人の使用する家具ともなれば、常に清潔に、常に見栄え良く状態を整えておく必要があります。
水拭きが容易でお手入れ楽々。
買った当時の見た目をより長く維持出来る素材のものを選ぶこともまた、応接室づくりには必要不可欠な要素となります。
◆まとめ
応接室のインテリアを作るのならば、まずはイメージを膨らませるところから始めて下さい。
そんなの当然のことだろ、と思う方も多いでしょうが、想像し、そこから形にすることはいざやってみると本当に難しいことです。
インテリアは組み合わせです。
見た目の良さ、その外観をいかにして長期的に持続させるのか。
その見た目は果たして社のイメージに合っているのだろうか。
使えるスペースの広さは?予算は?
安い買い物ではない以上、土台となる最初のイメージは特に時間をかけて行うことが重要かと思います。
そうして沢山考えて、最終的に客人からも褒められるような応接室のインテリアを作り上げられたら良いですね。
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