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おしゃれな会議室の作り方

おしゃれな会議室の作り方~色彩について考える~

さまざまなアイデアが飛び交い、社の方針が決まる場所。

時には応接室の代わりに使われることもある、インテリアに手を抜けない空間。会社の土台を作るスペース。
会議室とは、日常的に使用するうえ外からの客人にも見られることの多い、会社のイメージがそのまま反映されたスペースです。

ここから新たな企画が持ち上がり、幾度も意見を交わしていく以上、会議室のインテリアはバランスの取れたものでなければなりません。
ばらつきのある色で構成された空間、色の組み合わせが悪くセンスのない場所では、良い案が浮かぶはずもないのです。

こればかりは、どれだけ部屋を整理整頓し綺麗に保っていても全く意味がありません。
土台が崩れている以上、出来ることには限界が出てきてしまいます。

「人間は、五感のうち視覚から情報を得ることが最も多い」とは、今や誰もが知る有名な話です。
人間の気分とひらめきは常にあらゆる情報によって流され、移り変わるもの。
統一感があり、調和した色合いのインテリアでまとめられた会議室でなら、鋭く最善な意見が飛び出しやすくなることでしょう。

今回は「色」に重きを置いて、おしゃれな会議室のインテリアとは何かを考えていきます。
コーディネート
インテリアコーディネート インテリアコーディネートマニュアル

◆無彩色は他色との組み合わせでいかようにも

無彩色は他色との組み合わせ
無彩色とは、彩度が0の色のことを指します。

他の色は何も混じっていません。

白か、白寄りor黒寄りの灰色か、黒か。
ともあれ、黄ばみもしていないモノクロの写真を思い浮かべて頂ければ分かりやすいかと思います。ああいった色合いです。

この無彩色という色は、インテリアを考えるにあたって一番多く出て来る上、ほかの色との組み合わせも多く考えることになる、合わせやすい色と言えます。

例えば白色は、気分に大きく影響を与えるカラーです。

清潔感もあり、会議室用の椅子、机など、インテリアにおけるアイテムには大抵この色のものが販売されています。
何ものにも染まらない、全てのはじまりの色であるからこそ、他のどの色とも組み合わせることが出来る色。それが白色です。

対して黒色は、スタイリッシュでモダン、高級な雰囲気を醸し出せる半面、連想するものが葬儀や暗闇などネガティブな部分も多く、アイデアを生みだす場には適さない色として忌避されるケースもあるようです。

さし色(アクセント)として使用する場合は程よく空間を引き締めてくれるので、会議室のインテリアにおいては椅子や絵の額縁などにこの色を選ぶと良いでしょう。
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◆同系色でまとめる場合はアクセントカラーで一味加えて

アクセントカラーで一味加えて
無彩色に対して、赤や青など色味のあるものは有彩色と呼ばれます。

同系色はそれらの色の中で、沢山の似たような色のまとまりのことを指し、インテリアのほか、ファッションにも多く取り入れられる色遣いとなっています。
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例えば赤の同系色でまとめた会議室は、視覚に訴える情熱が強く感じられ、活力を得られる熱い空間になることでしょう。

青の同系色でまとめられたインテリアなら、より冷静に、気分を落ち着けて意見を出し合える筈です。

しかしただ同系色を使用してインテリアを作り上げれば良い、というわけではないのです。
同じような色だけの空間は面白みがなく、早々に飽きが来てしまいます。

そこで出て来るのが「アクセントカラー」です。
アクセントカラーは、同系色の中にワンポイント彩りを添えることで変化を持たせることの出来る重要な色。

主体となる色の反対色や、明度・彩度の全く違う色を加えて、会議室のインテリアを程よく引き締めてくれます。

(例)
・白主体のインテリアには原色のオレンジ色をアクセントカラーに加えてポジティブな印象に
・茶色主体のインテリアには補色の緑色をアクセントカラーに加えて自然的な安定感を
……など

会議室の壁と天井、床の色にも気を配りましょう。

「会議室のインテリア」とはそれ全体の空間のことを指し、そこには勿論上記のカラーリングも含まれます。
どの色を、どの割合で、どんなアイテムに使うのか。
それらを計算すればするほど、手塩にかければかけるほどに、おしゃれな会議室は出来上がっていくでしょう。
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◆まとめ

今回は、会議室のインテリアにおいて、色の中でも組み合わせに関することについてお伝えしました。

会議室をどんな雰囲気にしたいのか。
インテリアにどんな色を添えたいのか。

これらもまたそれぞれの会社ごとに全く違うと思われます。
しかし共通して言えることは、頻繁に意見を出し合う空間である以上、その空間にかけた時間がアイデアにも直接関わってくるであろうということです。

たかが「色」と侮らず、配色はかなり気を使って考えることをおすすめ致します。


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