初めての一人暮らしにおすすめのソファ
初めてひとり暮らしする時の家具選びはワクワクします。
部屋の広さは6畳〜10畳くらい。
面積を有効に活かすため、ソファは当然ソファベッドに・・・・なりがちですが、現在は、少し事情が違って来ています。
■現代の部屋の押し入れは、そんなに広くない
確かに一頃、ソファベッドは一人暮らしの大きな味方として、もてはやされたことがありました。
なにしろ、一人暮らしするワンルームはけして広くありません。
ベッドがソファを兼ねてくれるのは、大変にありがたいように思えます。
けれども、実際はどうでしょう?
ベッドの上には、常に布団がのっているわけで、ソファとして使うためには、いちいち布団を片付けなくてはなりません。
たとえ、それが面倒でないマメな方でも、現代のワンルームの押し入れは、常にそれを出し入れできるほどに広くありません。
いざ来客、カノジョ(あるいはカレシ)が来るとなって、ソファにしようと思ったら布団を収容するスペースがない、などという経験をされた一人暮らしの先輩は、かなりいらっしゃるはず。
あるいは、若い頃のお父さん、お母さんもそうかも知れませんよ?
■一人暮らしは期限付き
もうひとつの大きな時代の変化が、リサイクル。
一人暮らしは、基本として、数年で終えるものです。
学生時代なら2年〜6年間。
同じ一人暮らししていても、社会人になると、会社の側に部屋を移す方がほとんどでしょう。
つまり、一人暮らしは「期限付き」ということ。
この時、大きなソファベッドは、持て余すことになります。
ひと昔前だと、中古家具屋やリサイクルショップは喜んで引き取りましたが、新品の価格が崩壊している現代は、ソファベッドをなかなか引き取らなくなりました。
引き取るのは、スプリングタイプのベッドか、真逆のパイプタイプのみです。
現代は、冷蔵庫や洗濯機といった大型家電品は、購入と同時に家電リサイクル法によって、廃棄の仕方が関わって来ますが、家具だって同じこと。入室と同時に引き払うことも頭に置いて購入しなくてはいけません。
その点で、単独のソファ(特に2人掛け)は、大切に使いさえすれば、リサイクルショップは喜んで買取します。
少し前置きが長くなりましたが、以上のことから、一人暮らしでは、「ソファとベッドは別々にするべき」が、今回の提言です。
♠ワンポイント:一人暮らしでは、引き払う時も考えた家具選びを
■寝転べるソファ
逆に、「寝転べるソファ」は、とても重宝します。
このソファは長さが149cm。
足は余るでしょうが、横になるには十分な大きさです。
それでも部屋の広さの都合上、どうしても、という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方には、ソファ機能に重点を置いた「ベッドにもなる」ソファ。
狭い部屋で、急な来客に対応できるのはありがたいですね。
ロータイプとしても使うことができます。
■あくまで自分スタイル
一人暮らしにとってのソファと、一般家庭のソファの役割は、似て非なるもの。
一人暮らしの時は、来客と言ってもそんなに大人数が来ることはないわけですから、応接よりも、あくまで自分ライフ、自分スタイルが基準です。
部屋を広く見せるために、よくローソファが薦められますが、実際には、ロータイプよりは、下に物も置けて、移動のフットワークの軽い、足付きのハイポジションの方がいいでしょう。
家族と同居していた時とは違い、台所に立つにも、お風呂を沸かすのも、「なんでも一人」になる一人暮らしでは、フットワークを軽くするのは、とても重要です。
いくらでも横着が許される状況ですから、なおのこと。
基点が低くなると、生活は自ずと怠惰になりがちです。
気づいたら、「ヨッコイショ」が口癖なんてイヤでしょう?
女性の方なら、模様替えも一人ですることを考えて、軽めのモデルを!
2人以上の来客の時には、どいてもらわなくてはなりませんし、いずれ引っ越すことを考慮に入れれば、「重さ」も大切なファクターです。
おススメはこちら!
こちらのソファは、この重厚感で、総重量が17kgしかありません。
女性ひとりで、楽々移動できる軽さです。
もちろん、引っ越す時でも楽々。
繰り返しますが、これ、とっても重要です。
ソファは、コーディネイトの際も、他の家具に影響を受けにくいですから、機能性を重視で選びましょう。
♠ワンポイント:一人暮らしでは、フットワークの軽いハイポジションのソファを!