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近代建築の巨匠、ミース・ファン・デル・ローエのデザイナーズ家具
ミース・ファン・デル・ローエは、歴史に残る数多くのデザインを手がけた、ドイツ出身の建築家です。
「近代建築の巨匠」と呼ばれ、彼が残した家具の数々は、数あるデザイナーズ家具の中でも高い人気があります。 現代の家屋や建物にも馴染むユニバーサルなデザインは、お部屋に高級なくつろぎの時間を生み出します。 ■ミース・ファン・デル・ローエが現代に残したもの
ミース・ファン・デル・ローエは、「少ないことは豊かなこと」という言葉を残しました。 それまでの家具や建築のデザインには、花や植物などをモチーフとした曲線の装飾が至る所に付けられていました。 ミースはそのような余計な装飾を取り払い、「人の暮らしに本当に役に立つ機能を備えることこそ、デザインにとって価値がある」というモダンデザインの考え方を確立しました。 彼が提唱した建築の技術や考え方は、現代の高層ビル建築の元となり、手がけた家具はデザイナーズ家具として、今なお多くの人に愛され続けています。 ■デザイナーズ家具の定番、「バルセロナチェア」バルセロナチェアの詳細はこちら
ミース・ファン・デル・ローエが手がけた家具の中でも特に有名なのが、画像のバルセロナチェアです。 デザイナーズ家具の購入を考えた時、真っ先に候補に挙がるアイテムではないでしょうか。 このバルセロナチェアは、1929年に開催されたバルセロナ万国博覧会で、ミースが手がけたドイツ館に設置する椅子として併せて作られました。 当時のドイツ館を復元して造られた記念館には、今なお白いバルセロナチェアが置かれています。 同じくモダニズム建築の巨匠として名高いフィリップ・ジョンソンも、自身が手がけた有名な建築物「ガラスの家」に、このバルセロナチェアを設置しています。 ゆったりとした佇まいでありながら、優雅にクロスした脚はシンプルな造形美を備えており、インテリアにモダンな雰囲気を与えてくれる事でしょう。 バルセロナチェアの詳細はこちら
広々とした3人掛けのタイプもあります。 お部屋に設置した時のインパクトは圧巻です。 バルセロナオットマンの詳細はこちら
さらにこちらはバルセロナオットマンです。 オットマンとはベンチのようなの椅子のことで、1900年頃にイギリスで流行した家具です。 ■シンプルながらも、モダンな趣バルセロナ・カフェテーブルの詳細はこちら
ドイツ館とバルセロナチェアを手がけた後、ミースに来た依頼は、トゥーゲンハット夫妻からの新居の設計でした。 その夫妻のために作られたテーブルが、こちらのバルセロナ・カフェテーブルになります。 装飾を一切なくしたガラス天板から透けて見える、交差したスチールは、幾何学的で洗練された印象を持ちます。 さらに幅100×奥行き100mmのボディは、リビングの中で大きな存在感を放ちます。 ■建築力学がつめ込まれた、永遠のデザインブルーノチェアの詳細はこちら
同じくミースの代表作であるブルーノチェアも、人気のデザイナーズ家具です。 ダイニングチェアとして作られたこの椅子は、肘掛けがそのまま脚となっている不思議な形をしています。 「片持ち梁」と呼ばれるこの構造は、前側の脚で全体が支えられ、後ろ側は大きく空いた空間となっています。 一見不安定に見える構造ですが、ステンレスの脚がしっかり腰掛けを支えており、高度な力学によって設計されている事がわかります。 デザイナーでありながら、建築家でもあったミースらしい作品です。
肘掛けにはイタリアンレザーが施されていますので、腰掛けている間ステンレスの冷たさを感じる事がありません。 カラーは複数の張地から選ぶ事ができます。 ■しなやかなカーブをインテリアのアクセントにアームチェアの詳細はこちら
こちらのアームチェアもミース・ファン・デル・ローエの作品です。 ブルーノチェアと同じ片持ち梁のデザインになっていますが、こちらはさらにしなやかな曲線で作られています。 イタリアンレザーのクッションは柔らかく身体にフィットし、シンプルなスチールの肘掛けはリラックスした時の腕の形によく馴染みます。 ヴィンテージスタイルのお部屋や、モダンなマンションの一室に置けば、一気にお部屋の雰囲気が引き締まるでしょう。 重厚でありながらすっきりとした涼しいボディは、日中の読書や休憩時間のお供にぴったりです。 ■2人掛けのベンチで日常にゆとりをベンチ 2人掛けの詳細はこちら
こちらのミース・ファン・デル・ローエのベンチは、ゆったり座れる2人掛けになっています。 幅は1200mmとなっていますので、お子様であれば3人でも座ることができます。 クッション部分はどんな人の好みにも合うレザーとなっています。 クッションの柔らかい見た目に反して、脚はとてもシンプルなステンレススチールになっています。 長時間座るために作られるソファと違って、ちょっとした時に気軽に座れる点がベンチのメリットです。 ■2人掛けのベンチで日常にゆとりを
ミース・ファン・デル・ローエが手がけた家具や建築には、現代親しまれているデザインの源流でありながら、どこかアンティークな魅力も併せ持っています。
そのため、お部屋を高級な雰囲気に演出しつつも、使う人や時代を選ぶことがありません。 デザイナーズ家具の購入をご検討中であれば、ぜひ、ミース・ファン・デル・ローエの作品から始めてみてはいかがでしょうか。 |