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分かりにくいインテリアコーディネートにかかる費用
いざ、「インテリアの専門家にコーディネートを依頼してみよう!」と思っても、やっぱり不安なのは「いくらかかるのか」という費用の点です。 インテリアコーディネートを依頼する場合、お客様にご負担頂く内容は、 ・基本料 ・内装業者のディレクション費用 ・家具の選定費用 など、総費用に対し一般的に上記の内訳が考えられます。 しかしこれだけでは良く分からない、という方に向けて、こちらの項目では実際行われた事例を元に、インテリアコーディネートのトータルで発生する費用についてご紹介していきたいと思います。 オフィスの新設事例
今回事例としてご紹介するのは、新設することとなったオフィスのインテリアコーディネートの件です。 ワークスペースや会議室、役員室がある各空間を、下記の条件を満たしてコーディネートする、というものでした。 ・希望予算は150万円 ・スタイリッシュで都会的な印象のインテリアスタイルを希望 ・従業員数は11人 ・管理職が1名いるため各社員を見渡せるようなレイアウトに これらの条件を満たし、尚且つ最大限おしゃれな空間を作り出していきます。 オフィスの図面を確認したら、いよいよ各スペースを形作る家具の選定です。 「スタイリッシュで都会的な印象のインテリアスタイル」をご希望とのことだったので、全体的な空間のテーマもそちらに寄せて形作っていきます。 オフィスのレイアウト図面エリア1、役員室役員室のコンセプト
都会的でスタイリッシュな印象のお部屋
役員室のメインカラーは「黒」。
黒は高級感を出し、その場を引き締める威厳の色。 加えてイームズデザインのオフィスチェアなどを取り入れることで、デザイン性にも富んだおしゃれかつスタイリッシュな仕様にしました。 役員室に取り入れられた家具は以下の品々です。 アルミナムチェアハイバックの詳細はこちら
アルミナムチェアローバックの詳細はこちら
これらを組み合わせ、2人分の座席を配置しました。 チェアはデザイナーズ家具「イームズ」のデザイン性に富んだアイテム「アルミナムチェア」のハイバックとローバックを使用。 デスクはスチールフレームと黒色の鏡面加工が施された美しいデザイン。 幅がそれぞれ150cmと180cmのものを使用し、四角四面ではない複雑な間取りの役員室の動線をしっかりと確保しつつ、収納にも気を配りました。 鏡面デスクの詳細はこちら
モダンでスタイリッシュな雰囲気のあるガラス製のオープンラックが部屋の奥に鎮座し、収納としての役割もしっかりと果たしてくれます。
オープンラックの詳細はこちら
エリア2、会議室会議室のコンセプト
会議室は来客があるため、しっかりした高品質の家具で構成しています。
会議室は必然と人の集う空間です。
外からの来客をお通しする場所でもあるため、この空間には安価なものを取り入れず、来客が落ち着いて仕事に集中出来る高品質な家具を厳選・設置しました。 ミーティングテーブルの詳細はこちら
マガジンラックの詳細はこちら
大人数での会議を可能にするのは大型のテーブルです。
また、会議中や待ち時間の間に使用されることの多い、パンフレットなどを見える場所に配置出来るマガジンラックも配置。 マガジンラックは無垢材ウォールナットの上品な質感、そしてテーブルの同系色の色合いが、空間に程よい統一感と柔らかさを提供してくれます。 このページの上部にてご紹介しているレイアウト図面では少々分かりづらいかもしれませんが、こちらのオフィスは床面が黒色です。 このため会議室で座るチェアは、アクセントになるビタミンカラー・オレンジを配置しました。 存在感もあって個性的。目指すは印象に残りやすい個性的でおしゃれな会議室です。 オフィスチェの詳細はこちら
いかがでしょうか。
気分を明るく元気にしてくれて、尚且つスタイリッシュな佇まいが会議の進行にも影響しそうなほどの存在感ですよね。 エネルギッシュな意見が飛び交いそうです。 エリア3、ワークスペースデザインのコンセプト
ワークスペースはシックでスタイリッシュで落ち着いた空間に仕上げてあります。
ワークスペースは、明るく快活なイメージの会議室とは一転。
アクセントのブルーカラーで、明るいながらも落ち着いた仕事空間を目指します。 オフィスチェの詳細はこちら
管理職は肘付きチェアにしています。
オフィスチェの詳細はこちら
デスクは、ホワイト天板のシンプルなデザインものを選択。
オフィステーブルの詳細はこちら
デスクワゴンは光沢があるブラウンカラーを選択。
デスクワゴンの詳細はこちら
依頼者のご希望の1つだった「管理職が1名いるため各社員を見渡せるようなレイアウトに」。
こちらに沿ったワークスペースを作り出していきます。 デスクは無駄が一切ない、ホワイト天板のシンプルなデザインを使用。 天板下に配置される各社員用のデスクワゴンは、光沢のある木目デザインのブラウンカラーで、場のカラーリングに少しの温もりをプラスします。 そしてチェアはバリバリ仕事に集中出来そうなブルーの色で統一しました。 社員を見渡せる位置に配置された管理職の方用のチェアは、肘掛付きで違いをしっかりとアピールしています。 また、多くのファイルと大事な書類を綺麗に、しっかり収納しておける書庫については、デザイン性よりも耐久性と実用性を重視させて頂きました。 以下のものを組み合わせて使用出来る、丈夫な本棚です。 書庫の詳細はこちら
上棚と下棚を組み合わせて使用します。
書庫の詳細はこちら
以上で、この事例における家具選定は完了しました。 費用は一体どのようになるのでしょうか。 見積もり
【役員室】
アルミナムチェア(ハイバック)×1脚 ¥51000 アルミナムチェア(ローバック)×1脚 ¥49800 鏡面デスク 幅180(ブラック)×1台 ¥38100 鏡面デスク 幅150(ブラック)×1台 ¥31800 デスク用サイドワゴン(ブラック)×2台 ¥46000(単価¥23000) 強化ガラスシェルフ(ブラウン)×1台 ¥43200 【会議室】 会議テーブル幅210(ブラウン)×1台 ¥127800 マガジンラック(ウォールナット)×1台 ¥102900 ミーティング用チェア(オレンジ)×6台 ¥68400(単価¥114000) 【ワークスペース】 デスクチェア(ブルー)×8台 ¥91200(単価¥114000) デスクチェア肘(ブルー)×1台 ¥13800 デスク幅120(ホワイト)×8台 ¥222400(単価¥27800) デスク幅140(ホワイト)×1台 ¥33800 デクス用ワゴン(ブラウン)×9台 ¥207000(単価¥23000) スチール書庫(上棚)×4台 ¥187200(単価¥46800) スチール書庫(下棚)×4台 ¥159200(単価¥39800) 書庫用ベース×4台 ¥17400(単価¥5800) 【その他】 デザイン料 ¥21600 —————————————————————————————————————————————————————————————– 合計 ¥1542800円 まとめ
・役員室はスタイリッシュで都会的なイメージに合うように家具を選定。デザイナーズ家具によってテレビのセットのような空間に仕上げました
・会議室は高品質な家具で構成し、ほかスペースよりも費用をかけています(対来客用) ・ワークスペースは実用性を重視して価格を抑えているものの、カラーコーディネートによってほかスペースに勝るとも劣らないおしゃれな空間を演出しています 以上のような工夫をした結果の内訳でした。 何となくでも、雰囲気は掴んで頂けたでしょうか。 コストを抑えているから低クオリティ、というわけではなく、低価格ならば低価格なりに最大限おしゃれで、使いやすい空間を演出すること。 専門家だからこそそれが可能なのです。 当店ではお客様の予算内で最大限のデザイン性と機能性を実現できるコーディネート力を持っていると自負しております。 「ちょっと気になるな」という方、まずはご相談を下さい。 皆様のインテリアの手助けが出来るよう、デザイン家具ドットコムは尽力して参ります。 関連記事 |