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アメリカ近代建築の立役者、フローレンス・ノールのデザイナーズ家具
フローレンス・ノールは1917年、アメリカのミシガン州に生まれます。
多くの偉大な建築家やデザイナーの元で学んだ彼女は、アメリカのオフィスデザインに近代的な革命をもたらし、その際に内装デザインの一貫として作られたデザイナーズ家具は、現代の生活にも馴染む洗練された輝きを持っています。
■フローレンス・ノールが出会った、様々な芸術家達
12歳で両親と死別し、孤児となったフローレンス・ノールを引き取ったのは、アール・ヌーヴォーの代表的な建築家、エリエル・サーリンネンでした。
彼の息子で、後に数多くの建築作品を後世に残すエーロ・サーリンネンと暮らした日々は、フローレンス・ノールが建築家として歩む大きな転機となりました。
サーリンネン親子との生活だけでなく、ロンドンへ留学した際には、あのミース・ファン・デル・ローエの元で建築を学び、ニューヨークへ戻った後は、近代建築の巨匠であるヴァルター・グロピウスや、「モダニズムの父」と呼ばれるマルセル・ブロイヤーの元で働く等、フローレンス・ノールの建築家としての歩みは、多くの偉大な芸術家達によって支えられていました。
■「knoll(ノール)」との出会い
1942年、フローレンス・ノールはアメリカを代表する家具メーカー「knoll」のインテリアデザイナーとなり、多くのデザイナーズ家具の製作や、オフィスの内装デザインを出掛けます。
knoll社の開設者ハンス・ノールと結婚し、フローレンス・ノールとなったのは1946年の事でした。
こちらはフローレンス・ノール ソファの1人掛けタイプです。
フローレンス・ノールはハンス・ノールの良きビジネスパートナーとして、knoll社の発展に大きく貢献しました。
1942年、ハンス・ノールと共同設立した「プランニング・ユニット」では、IBMやGMなど、アメリカの大企業の内装デザインを手がけています。
スタイリッシュで無駄がなく、威厳を感じながらも、来客をもてなす優しさを感じるデザイナーズ家具です。
こちらはフローレンス・ノールデザインの2人掛けソファです。オフィスだけでなくモダンな内装のお部屋にも調和するデザインです。
幅2300mmの3人掛けタイプソファもあります。
■威厳とおちつきを両立させるくつろぎのソファ
幅2570mmの グランドコーナーソファです。
フローレンス・ノールはオフィスビルの内装を手掛ける際、家具もインテリアの一部であるという事を重視していました。
それは空間に馴染む物であると同時に、使う人に心地良さを感じさせる物という事を意味しています。
フローレンス・ノールのデザイナーズ家具は、オフィス用に製作されたソファでありながら、使う人や場所を選ばない、快適さをもたらしてくれます。
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