イームズについて
チャールズ・レイ & イームズ (1907年6月11日 – 1978年8月21日)
妻のレイ・ イームズ と共に積層合板やプラスチック、金属といった素材を用いて、20世紀における家具や建築ののデザインに大きな影響を与える作品を多数残したアメリカのデザイナー。
チャールズレイ & イームズ は、家具や玩具、建築に革新的なデザインをしたミッドセンチュリーの巨匠として知られています。
また、イームズ夫妻の尽きない好奇心や熱意は、建築や家具のデザインといったジャンルに留まらず、グラフィックデザインや映像、産業用製品の分野でも活かされ功績を残しています。
イームズ 夫妻のデザインに対するアプローチは斬新で当時の、建築業界だけでなく現代にも多くの影響を与えています。
イームズ デザインの家具には、遊びの要素を含みながらも大変機能的で、 イームズ のデザインに対する哲学を感じることができます。
アルミナムグループチェアの歴史
開発当初のアルミナムグループチェア
アルミナムグループチェアは、元々は個人の自宅用にデザインされたイスでした。
1958年にエーロ・サーリネンとアレキサンダー・ジラードによるデザインプロジェクトがアルミナムチェア開発の起源になります。
デザイン当初は、現代のようなオフィスチェアとしての使用を前提とせず、屋外でも使えるレジャー用チェアとして開発されました。
そのため、当時『レジャーチェア』や『インドア・アウトドアチェア』と呼ばれていました。
量産期のアルミナムグループチェア
アルミナムグループチェアは、アメリカのハーマンミラー社によって量産されるようになります。
量産後は数度にわたってシートの張地や構造に変更が加えられましたが、デザイン当初の独創的なラインや座面カーブを残しています。
デザイン変更の系譜をみると、まずデザイン当初はメッシュだった張地をブラックレザーへ変更しています。
次に、1969年にソフトパッドバーションを発売しています。
近年ののアルミナムグループチェア
2001年にはアーロンチェアのような通気性を重視した背面張地(シグナスチェア)のアルミナムグループチェアを販売してします。
アルミナムグループチェアは、アルミダイキャストの素材感とレザーシートの質感の相性が大変良く、シンプルながら高い機能性とデザイン性を有した逸品です。
現代では、オフィスでの利用が多く、先鋭的な企業風土に優れたデザイン性を加える高品質オフィスチェアとなっています。
映画などでも アルミナムチェア の使用シーンは多く、役員室から会議室まで幅広く使用されいます。
アルミナムチェア のデザインは、半世紀前にデザインされたものとは思えないほど洗練されており、保守的な印象を与えません。
IT企業など時代の最先端を代表するような企業によくマッチした優れたデザインです。
また、当店では アルミナムチェア の脚部分にキャスターが装着されロッキング機能を備え、当時のデザインに実用性が加えられています。