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アルネ・ヤコブセンが求めた、建物のためのデザイナーズ家具
デンマークの建築家アルネ・ヤコブセンは、自身が設計を手がけた建物の一部として、同時に多くの家具も設計しました。 機能性とデザインに優れたそれらの家具は、デザイナーズ家具となって私たちの生活に彩りをもたらしてくれます。 ■北欧発祥のデザイナーズ家具
アルネ・ヤコブセンは22歳でデンマークの王立芸術アカデミーに入学するまでは、画家の道を志していたと言われています。 在学中にパリ万博用の椅子の設計に参加するなど頭角を現し、卒業後すぐに建築の才能を認められ、住宅設計の事務所を設立します。 多くの仕事に携わりながらも、様々な建築やデザインを手がけ、古典建築やミース・ファン・デル・ローエの機能主義を学んでいたアルネ・ヤコブセンは、48歳になった1950年代から後世に残る家具の制作を始めるようになります。 それらの家具は、デンマークの首都コペンハーゲンのホテルや、カストラップ空港など様々な場所で人々に休息を与え続けています。 ■時代と建物を象徴する『エッグチェア』エッグチェアの詳細はこちら
アルネ・ヤコブセンの代表作といえば、たまご型のフォルムが特徴的なエッグチェアです。
デンマークのコペンハーゲンに建てられた『SASロイヤルホテル』は、建物の設計はもちろんのこと、そこで使われる家具やカトラリー、照明からカーペットまで全てアルネ・ヤコブセンがデザインを担当しています。 現在でも、エッグチェアはホテル内の至る箇所に設置されており、当時の状態を再現した606号室のヤコブセン・スウィートでも使われています。
1070mmの高さと回りこむような背もたれの形状は、腰掛けると小さなプライベート空間となります。
エッグチェアスツールの詳細はこちら
こちらはエッグチェアスツールです。チェアとセットで使っても、スツールだけ別の場所に設置しても映えるデザインです。
■すべての人をもてなす『スワンチェア』スワンチェアの詳細はこちら
アルネ・ヤコブセンの家具でエッグチェアと並んで人気のスワンチェアです。
こちらもSASロイヤルホテルのために制作された家具です。 エッグチェアとの違いは、高さ750mmの標準サイズで設計されている点です。 座る人を選ばないデザインは、お家のリビングだけでなく、オフィスのロビーにも適しています。 コーヒーテーブルの詳細はこちら
スワンチェアとセットでデザインされたコーヒーテーブルもございます。
コーヒーテーブルの詳細はこちら
こちらはスワンチェア2人掛けタイプです。よりモダンな印象が高くなるブルーの色変更も可能です。
■時代を経て流通したデザイナーズ家具ドロップチェアの詳細はこちら
こちらのドロップチェアは、200脚がホテルの化粧台用に生産されたのみで、当時は市販されていませんでした。 現在ではリプロダクト品として多くの人が入手できるようになっています。 ■シンプルな存在感が北欧らしさスパンレッグテーブルの詳細はこちら
最後にご紹介するのが、アルネ・ヤコブセンのスパンレッグテーブルです。
幅は1800mm、高さは730mmと、大勢で集まるダイニングにぴったりのテーブルです。 サイズに反して圧迫感を感じない、北欧家具らしい優雅さを感じる設計となっています。 |