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8畳・10畳・12畳、それぞれのインテリア
8畳、10畳、12畳、2畳ずつの違いで、それぞれのインテリアを解説しましたが、ワンルームの8畳間は別としても、10畳と12畳でインテリアがそんなにちがうのか?と、お考えの向きもあるかも知れません。
10畳はなるべく広く使うインテリア、12畳では自由に使うインテリア。まるで手法は違います。 たった2畳でそんなに違う? ■たかが2畳、されど2畳
違います。
わずか2畳ですが、12畳と10畳では20%も広さが違うのです。10畳と8畳に至っては25%も違います。 たとえば東京ドームが25%広ければ、ホームランの出る率は大きく変わってしまいますから。 ご覧いただけば一目瞭然。
違います。
いかがですか? 同じ家具を同じ位置に配置していますが、思ったよりもずっと違いが大きいことにお気づきでしょう。 ■テラス窓の効能
それほど「違わない」と感じていたのは、実は「窓があるから」。
特にテラス窓は、部屋を広く見せることに大きく貢献しているのです。 昼と、カーテンを閉め切った夜とでは、部屋の広さは違って感じますよね? 窓とほぼ同じ効果を持つのが「鏡」です。 このミラーの詳細はこちら
マジックで「人が突然部屋に現れる」とか、「こつ然と消えてしまう」イリュージョン。種明かしをすれば、その90%は鏡を使っているのです。
みんな「広いひとつの部屋」だと勘違いしているわけですね。 もともと窓の少ないマンション等では、非常に効果的なアイテムです。 収納を兼ね備えたミラー付きのファニチャーはいかがでしょう? このチェストの詳細はこちら
ただし、ハリーポッターを観る限りでは、鏡同士の向かい合わせの配置はよろしくないようです。
ご注意を。
♠ワンポイント:鏡は部屋を広く見せる重要アイテム
■やっぱり団らんの主役はテレビ
このチェストには、シリーズ化されたテレビボードがあります。
これはコーディネイト上、非常にありがたいですね。 このテレビ台の詳細はこちら
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なんやかや言っても、8〜12畳では、団らんの中心は、やはりテレビです。
存在が大きいだけに、インテリアで「想定外」になりやすいのもテレビ。 なぜなら、お持ちのテレビのサイズは、家庭によってマチマチだからです。 32インチと42インチを同じレイアウトで考えるのは、当然、無理があります。 ちなみにテレビのインチサイズとは、対角線の長さのこと。×2.5cmで対角線上の長さは分かりますが、ちょっと想像するにはむずかしいですよね。 24型:60cm×40cm、32型:80cm×50cm、42型:100cm×60cm 47型:110cm×70cm、55型:130cm×75cm 最近の大型テレビは、フレームがどんどん狭くなっているので、上記サイズよりもさらに少しずつ小さくなります。
♠ワンポイント:リビングのインテリアはテレビボードが中心
■カラーで分けるメインキャスト
大きなテレビは、部屋が狭いほどにその存在感は大きくなります。特に消している時は画面が真っ黒ですから。
ちょうど、鏡とは逆の存在です。 主役であるテレビの存在感を強調させるか、打ち消すかは助演のテレビボード次第。 シックなカラーリングを選ぶと、テレビを強調したシアター系のインテリアに。 このテレビ台の詳細はこちら
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同じデザインでも、これが白になると、とたんにインテリアは明るく、テレビとファニチャーのダブルキャストになります。ごらんあれ。
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アンティーク調デザインにすると、テレビは脇役に下がり、ファニチャーがメインキャスト。
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思い出してください。さきほどのミラー付きチェストを彷彿させませんか?
テレビと鏡は「映る」という意味では、インテリア上は親戚のようなもの。 これをホワイトにすると、いっきに英国調にも。 このテレビ台の詳細はこちら
どちらをメインキャストに据えるか、はたまたダブルキャストにするのかは、ディレクターである貴方次第です。
♠ワンポイント:テレビは家具次第で主役にも脇役にもなる
■主張の強い家具では
テレビボードの方をメインにした場合には、周辺も、同じトーンでコーディネイトするべきでしょう。
そうしないと、お部屋はとたんにチグハグになってしまいます。 たとえば、アンティーク調なら、チェストはこちら。 このカップボードの詳細はこちら
いかにもシッカリした造りが、高級感を醸し出しています。
10畳であれば、あと家具はいらない、というほどの存在感。12畳なら、置く場所を選ぶのも楽しそうです。
♠ワンポイント:メインに据えた家具を中心にコーディネイトする
■8畳ならば‥‥
むろん、ワンルームの8畳は同列には語れません。
多くのひとり暮らしの方は、やがてその部屋を巣立つのですから。 そうであるなら、引っ越し時の重量も考慮に入れて、オープンラック。 このオープンラックの詳細はこちら
実はこれ、重ねて使うこともできる優れもの!
もちろん、ボルト止めで連結できるようになっています。 このオープンラックの詳細はこちら
テレビボードとしてだけでなく、用途が変えられるのは、ひとり暮らしではとてもありがたいはず。
■未来ある家具
今回は、8畳〜12畳、さらに広い部屋でも共通して必要なテレビボードを中心に解説しましたが、もうひとつ。
テレビボードを選ぶ上で重要な要素。 12畳で触れたように、テレビボードはサイズは変わりませんが、テレビ側は、いずれサイズが変わるということです。 テレビの買い替えは、99%、現在と同じかそれ以上のサイズになるので、必ず余裕を持ったサイズを選びましょう。 テレビボードは、未来がある家具のです。
♠ワンポイント:テレビボードを揃える時には、テレビの買い替えも考えて
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