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20畳リビングの家具の選び方
20畳のインテリア編では、「エアコン側にソファを配置する」などと、現実的なことのみでレイアウトを語りました。
リビングも20畳ともなれば、あれこれインテリアレイアウトも楽しいもの。 インテリア例なども参考に、同じようにしてみると‥‥‥ まったく同じになりません。 これは、カタログの多くが広角レンズで撮られているから。これをレンズのパースペクティブ効果(遠近感が大きくなること)と言います。 並べてから悔やんだのでは遅いですから、夢は他所で見てもらうとして、ここでは、現実的な視点からの20畳の家具選びをご提案してみます。 ■ルンバまかせのレイアウト
20畳ともなれば、お掃除する奥様も大変。
最近流行りの『ルンパ』に代表されるロボット掃除機。16畳以上になると購入率がグッと高くなるそうですが、ナットクですね。 ましてや20畳。
ロボット掃除機は、自分で障害物を避けて掃除しますが、ロボットにとっては、人間とは別に、ロボットの「働きやすい環境」というのがあります。
特にソファ下は、埃の巣窟になりやすいものですが、ロボット掃除機は自分の高さ(6cmくらい)より低い場所には入れません。 そこで。 こんな脚付きソファなら、ロボット君も楽々♪です。 このソファの詳細はこちら
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まさか掃除機に合わせるなんて‥‥‥と、思われるかも知れませんが、ロボット掃除機は、掃除し終えたら自分のベースポイントに勝手にもどります。
その間に、奥様は他の家事もできれば、カルチャースクールにだって行けるのですよ? もし地面に付く低いソファなら、毎日、重いソファをどかして掃除機をかけなくてはなりません。 お掃除時間1畳1分として20分×365回=約5日/年。
♠ワンポイント:ロボット掃除機を使うなら足高ソファ!
■床暖房にはラタンはいかが?
現実的に考えて、初めからレイアウトが決まっている物もあります。
たとえば、最近は20畳くらいになりますと、床暖房を設置してある住宅も少なくないでしょう。 この場合、当然ソファセットは、当然、床暖房の上がポジションになります。 遠赤外線の床暖房は、広い部屋では想像以上に効率の高い暖房ですが、上には重量のある家具は置けません。 ましてや、床までピッタリの物ですと、せっかくの温度を全て吸収してしまいます。 床暖房の場合(あるいは電気カーペット利用でも)、ソファは、床からの空間が高ければ高いほど、効率はよくなります。 そこで、床暖房には、通気性がよく、軽いラタンはいかがでしょう。 このソファの詳細はこちら
こちらは、アジアンティストのソファセット。
ラタンは、どんなレイアウトでも、別の雰囲気を作ってくれるのでコーディネイトも楽ですね。 このソファの詳細はこちら
ラタンなら、床暖房でソファ自体がジンワリ暖まり、冬でも快適。夏は夏で冷房でヒンヤリ。もともとが暑い東南アジアの物ですから。
まさしく「冬暖かく、夏涼しい」理想的なソファになります。 しかも、お掃除は、ルンバ君まかせで大丈夫。 まさしく一石二鳥です。
♠ワンポイント:床暖房には足高のソファを
■インテリアも衣替え
もう少し、冷暖房の観点から家具を見てみましょう。
こちらは、平均的な20畳の長さ(7.3m)での、エアコンの冷暖房温度を表した図です。
一戸建てには、ビルトインエアコンもありますが、マンションの場合、室外機の都合があるので、どうしても部屋の端に室内機が設置されます。
最近のエアコンは賢いので、20畳用なら20畳を最も効率よく空調しますが、 20畳を冷やしたり暖めたりするには、それなりの風力が必要なことが分かります。リモコンで言えば『強』です。 場所によって、あるいは高さによって、快適度が変わることは避けられません。 むろん、ソファは、最も心地よい場所にあるべき物です。 それなら、夏と冬とで高さを変えられるフレキシブルなドイツ製のリクライニングソファはいかが? このリクライニングソファの詳細はこちら
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リクライニングですから、背もたれを倒し切ればベッドにだってなります。
さすがドイツ人。あなどれません。 このリクライニングソファの詳細はこちら
リビングで、寝ころんで映画を観ながら、ついウトウト‥‥‥なんて、なかなか素敵だと思いませんか?
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服装だって、6月と10月には衣替えします。
理由は、もちろん気温が変わるからですが、インテリアも衣替えしたっていいんじゃないでしょうか。
♠ワンポイント:ソファは最も快適な場所にあるべき
■LDKなら‥‥‥
同じ20畳であっても、LDKでは、実質リビングの占有面積は14畳ほど。D(ダイニング)を除くと、11畳ほどになります。
使い勝手や、レイアウトが違って来るのは当然のことですが、それならなおのこと、広いスペースを無駄にできません。 LDKで最も部屋を狭く見せるものはなんでしょう? 言うまでもなく、上背のあるダイニングセットです。単独のL(リビング)にはないものですから。 LDKにおけるダイニングセットは、キッチンとリビングのインテリアの言わば「板挟み」状態にあり、なかなかシックリこないもの。 そこで、明るく床や窓と融和するガラステーブルにしてみます。 このダイニングテーブルの詳細はこちら
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こちらは、150cmと130m幅もご用意。
窓下なら一層素敵ですね。 メタルとガラスのみのデザインテーブルは、周りがいかなるインテリアであろうとも、必ずマッチングします。 しかも、何をこぼしたって大丈夫。お子様の落書き汚れだって落ちるのですから。 ただし、陶磁器やガラス食器を乗せると、意外にカチャカチャ音がしますから、ダイニングなら、クロスかランチョンマットは必須です。
♠ワンポイント:ガラス製家具は窓下に似合う
■ガラス製は、最終的には経済的?
似たようなことは、ソファセットにだって言えます。
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ガラス製のテーブルは、木質テーブルよりも高価なのが一般的ですが、ちょっと考えてみてください。
ガラス製なら、ソファを買い替える時にも、必ず次のソファにもマッチします。セットごとの交換は必要ありません。 お子様の落書き汚れも落とせます。※これ、お子様がいるご家庭では、すごく重要です。 長い目で見れば、ガラス製は「実はお得」ということになります。
♠ワンポイント:ガラス製家具はコーディネイトに困らない
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