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ソファを中央に据えて

12畳あればソファを中央に据えてインテリアを楽しむ!

■自由だからこそ悩む?

インテリアのカラーコーディネイトは、部屋が狭いほど重要になりますが、ファニチャーそれぞれが距離を置き始める12畳くらいになると、いっきに自由度が増します。
北西角のローチェストが、南東角のキャビネットのことを気にする必要はありません。

しかし、自由になったらなったで、今度は別の意味で、レイアウトに悩んだりするもの。
「今日から君は自由だ。なんでも好きにするといい」
そう言われたら、うれしいことはうれしいかも知れないですが、その瞬間から「さて、どうしよう?」になってしまいます。

インテリアも実はそうです。
機能性やサイズに縛られる広さでは、それぞれを治める場所に困りますが、いざ配置が自由となると・・・。

さて。どうしよう?

■自分視線のレイアウトを!

そんな時の解決法はひとつ。

部屋のド真ん中にドーーンとソファを持って来て、ソファ中心にレイアウトを考えてみましょう。

なぜならば、「目線」は常にそこにあるからです。
ソファこのソファの詳細はこちら
♠ポイント:目線はソファにある



■自分がくつろげることが一番!

部屋をレイアウトするとき、人はどうしても入り口に立った状態から考えがちです。
けれども実際は、入り口に立っているのはごくごくわずか。「瞬間」と言ってもいいほどです。
その後は、どこでくつろぐでしょう?

そう。ソファです。
ソファこのソファの詳細はこちら
入り口から見るインテリアは、実のところ、あくまで他人目線。「お客様が入って来た時にインテリアがどう映るか」
けれども、リビングで最も重要なのは「自分がくつろげるかどうか」です。

お客様のことは、後から考えることにしましょうか。
♠ワンポイント:レイアウトは、まず自分目線で考える



■ソファを中心にシアターをつくる

ソファを真ん中に据えたら、真ん前はテレビボードとサラウンドシステム。
ほら。すでに、ひとつは決まりました。それ以外の場所はありえません。

マンションであれば、スピーカーがお隣りに背を向けるのがセオリーですから、ここでおのずとソファの向きも決まります。

となれば、テレビボードは左右対称のモデルはいかがでしょう?
左右対称のボードは、部屋をより豪華に演出します。
テレビボードこのテレビボードの詳細はこちら
両脇には、サラウンドスピーカーを従えて。
その瞬間から、リビングはシアター。中央のソファーがスペシャルシートです。
カンヌに招待された女優よろしく、ふんぞり返って存分に映画を楽しみましょう!
誰に遠慮もいりません。あなたは当シアターの主賓なのですから。
♠ポイント:シアターには左右対称型のテレビボード



■ソファーの助演は当然テーブル

映画もクライマックスともなれば、ワインのひとつも開けたいところ。
これでテーブルの位置もキマリ!です。

サイドテーブルにも、メインテーブルにもなるこんなデザインでいかがでしょう?
テーブルこのテーブルの詳細はこちら
AV周りのテーブルは、リモコンを置けるスペースがあることが大切。
最近のリモコンは、多機能で自己主張が激しいですから、すぐにテーブルはリモコン軍団に占領されてしまいます。

横にあるブックスタンドには、映画雑誌か、パンフレットを立てて。
リビングシアターの完成です!
♠ポイント:テーブルにはリモコン置き場を



■ソファ背面には静かなファニチャー

存分にくつろいだら、そろそろ次のレイアウトを考えましょう。
前面は決まりましたから、次は後。
シアターであれば、後ろもおのずと決まります。

たとえそれがテレビのバラエティ番組であっても、せっかくの観賞時に、後ろでバタバタやられるのは誰だって気になるもの。

ですから、ソファ近辺の収納は、扉は避けて引き戸、オープンタイプの物を配置するのが理想。本棚とか、そういった類いです。
特に扉のない本棚には、吸音効果があるのでスピーカー正面に置くには音場的にも最適です。
オープン棚このオープン棚の詳細はこちら
5.1chサラウンドなら、スピーカーが乗ることも忘れずに。
♠ワンポイント:ソファの後ろには音の少ない家具



■テレビ周りは出し入れ頻度の低い家具で

前面にもどって、テレビボードの両脇は、飾り棚やコレクションボックスなどの「出入りの少ない」ファニチャーで固めるのがいいでしょう。
コレクションボックスこのコレクションボックスの詳細はこちら
たとえば、ご夫婦でも恋人でも、ラブソファで2人で並んでテレビドラマを観ていたとします。
前面に使用頻度の高いサイドボードなどを配置すると、どうしてもソファからの動線ができてしまい、立ち上がった逆側にあればテレビの前を横切ることになります。
横切る
これでは、せっかくのクライマックスが台無しというもの。

DVDならもどせば済むことですが、テレビドラマではこうはいきません。
いよいよ犯人が判明するシーンだったりすれば最悪。

なにをそれくらい、と言われる心の広い方もいらっしゃるかも知れませんが、テレビはゲームだってありえます。
気づいたときには、マリオが奈落の底に落ちていたとか‥‥‥お心当たりはありませんか?

もっとも人が集うのがリビングです。できれば「モメ事の種」は摘んでおくに越したことはありません。
♠ワンポイント:テレビ前を横切るレイアウトはなるべく避ける



■サブウーファーがあるならラグマット

さて。最後の仕上げに。
最近のAVの低音の臨場感には、目を見張るものがあります。
低音は、上から下に抜けていく特性があるので、特にマンションでは気を使わなくてはなりません。

少し厚めのラグマットをしけば、余分な音の振動や共鳴を吸い取ってくれます。
サブウーファーのあるサラウンドシステムには、必需品です。
ラグこのラグの詳細はこちら
もちろん、どんな厚いラグでも、全ての音を吸収するわけではありませんから、音量にはくれぐれもご注意を。
♠ワンポイント:ラグマットは吸音材としても優れている


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