プレベン・ファブリシャスとヨルゲン・カストホルムは、デンマークの建築家コンビです。
二人は1961年にインテリアデザイン学校で出会い、フィン・ユールのもとで学んだ後1961年に共同で建築事務所を設立しました。
単独でも、2人はコペンハーゲンのSASホテルなどのデザインに携わりましたが、家具の分野では、共同制作で「FKコレクション」をリリースし、一番大きな成功を収めました。
彼らはミニマリズムを基調としていつつ有機的なデザインを家具に取り入れ、エレガントなデザインに仕上げています。
そのような代表作の中には、ちょうどばったのような形をした「グラスホッパーチェア」や「アームチェア」があります。
ミース・ファン・デル・ローエのようなモダンデザインに立脚しつつ、北欧独自の温かさやユーモアを取り入れた家具は、世界中で発表から50年経過した現在でも人気です。
また、「チューリップチェア」は映画「プラダを着た悪魔」でも使用されたことでも世界中で有名になっています。
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