東京をはじめ、ニューヨーク、バンコク、ホーチミンに拠点を置き、世界を股に掛けて活躍するインテリアデザイナー。

一般的な住宅のみならず、オフィスや店舗のインテリアも複数手掛け、その実績は１０００件を超えるという、「物」と「空間」のスペシャリスト。

インテリアにおいてはコーディネーターとしての仕事のほか、家具などのプロダクトデザインにも積極的に取り組んでおり、日本特有の文化と西洋の意匠を組み合わせた作品を多数手掛けています。



それらの作品は現在ニューヨークのＪａｐａｎ Ｓｏｃｉｅｔｙ（※１）に貯蔵されており、２０１５年には、“異なる業種やデジタル技術に伝統技法を掛け合わせ、企業とデザイナーが共同で新たな発見・新たな手法を見出すこと”を目的としたコンペティション「ＪＧＤＳＡ（※２）家具デザインコンテスト」にて入選を果たしました。

※１　Ｊａｐａｎ Ｓｏｃｉｅｔｙ（ジャパン・ソサエティー）…１９０７年に設立されたアメリカの非営利組織。日本に関わる情報にアクセスすることや、文化に触れることなど「日本に触れる機会」を提供している。
米国と日本、ひいては東アジアの重要な問題に対して持続的かつオープンに対話する機会も設けており、日米の人々の相互理解をもたらすことを目的としている。
ちなみにＪａｐａｎ Ｓｏｃｉｅｔｙの建物は、ニューヨークで最初に建てられた日本の近代建築だったりする。

※２　ＪＧＤＳＡ…ＮＰＯ法人日本総合デザインサポート協会のこと。全国のデザイナーに対してコンテスト形式で家具デザインを募り、新たな家具の誕生と、地場産業の発展と繁栄を目指して活動している。