2018/05/11
日本のデザイナーと鉄工所の共同制作で開発されたスチール家具です。
デザイナーによる先鋭的なデザインは、日本の精巧な製造技術によって形になっています。
以下では、各製造工程の様子を動画で紹介しています。
仕入れた材料の保管庫の様子です。これから、これらの鋼材は曲げ加工や溶接を経て商品になっていきます。
鉄板の板側面を丸く加工しています。
角を丸くせずに製品化した場合、怪我をする恐れがあります。
製品を安全に使ってもらうための重要な工程です。
鉄板の板側面を丸く加工しています。
ドリルの摩擦熱で素材が変形しないように穴を開けていきます。
また、穴を開けたあとに残るバリを取り除いて1個ずつ丁寧に仕上げていきます。
鉄板の板側面を丸く加工しています。
曲げ加工が完了した製品のフレームに穴を開けていきます。
これは、プレス機によって穴を開けている様子です。
鉄鉄板を曲げる工程です。図面の角度に正確に曲げていきます。
鉄板を曲げる加工を最新機で行っています。異なる角度や幅の曲げ加工も、裏の爪が自動で動くことで対応できます。
あらかじめマシンの設定が必要になります。
鉄板の角をプレス機で落としています。図面を確認して、寸法通りに加工をしていきます。
金属のフレームを液剤に付けて表面をメッキ加工します。メッキ加工も国内工場で行っているため、安心の品質です。
スチール家具シリーズの一部の商品には、木製部品を使っているものがあります。木製部品の加工も国内工場で行われています。
動画は、部品の表面を滑らかにするためのサンダーがけの工程です。
溶接部にゴミなどが付着していないか確認して溶接を行います。
また、溶接に必要な金属ワイヤーがトーチの中に入っており、溶接時に自動的にモーターによってワイヤーが出てきます。
このため、トーチを動かして溶接部にあてる作業は人間が行いますが、金属を差し込んでいく作業は機械が行います。
このとこから半自動という名称が付いています。
電極を母材にあてることによって、溶接していきます。 板と板の溶接などに向いています。
あらかじめめ設定された個所を溶接するロボットです。 正確に溶接を行いますが、小ロット生産には向いていません。小ロット品は、人間が手作業で溶接を行います。
TIG溶接は、両手を使って行います。
右手はトーチをもって溶接部を加熱し、左手は金属棒を持って母材と一緒に溶かして溶接を行います。
左手だけで金属棒を送りながら、溶接していくため熟練が必要になります。
図面に基づいて組み立てを行っていきます。
各部品や説明書などを箱詰めしていく工程です。力仕事になります。
各商品が型番ごとに並んで収納されています。ここから出荷されて全国のお客様の元にお届けしています。