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オシャレな収納

リビングにもおけるおしゃれ収納インテリア特集

住まいに収納は必ず必要です。

長く使うものですから、どうせなら“オシャレ”な物で揃えたい。
特に収納家具は、一度買いそろえると、なかなか交換ができません。

最初に、つくりたい部屋をイメージして、家具を選ぶのがいいでしょう。

■家具はオブジェ

インテリアにおける“オシャレ”は、あまりにも幅が広い言葉で、考え方もそれぞれ。 モダンデザインもあれば、アンティーク調の家具も、確かに“オシャレ”です。
カフェスタイル▼
アンティーク▼
どちらにも、ほぼ同じ収納能力がありますが、部屋にある“存在”感は、まるでちがいます。
家具は、部屋に占める割合が大きいですから、設置したと同時に、部屋をつくる大切なオブジェでもあるのです。

■2つめからの家具

ひとつずつの家具がオシャレでも、それぞれがバラバラだと、部屋はオシャレどころか、とたんにチグハグになります
このため、2つめからの家具では、必ず前の家具を意識したものにしなくてはなりません。
いわゆる家具の「コーディネイト」です。

オシャレな家具というと、白でコーディネイトしようとされる方が多いでしょう。
少女時代に夢見た部屋のイメージ?
悪くありません。

ところが、白い家具は、それぞれ「白さ」が微妙に違うため、近くに置くと違いが際立ってしまいます
しかたなく離して置くと、今度はレイアウトがくるってしまって計画は台無しに・・・・。

ましてや「赤」。同じ赤を探すなんて至難の業
しかたなく、単一コーディネイトの楽な「黒」にしたりしますが・・・。

ここでおすすめのスマホ用無料アプリをひとつ。
印刷屋さん向けのアプリで、DICカラーを覚えてくれる『カラーコード』
これを使えば、今の家具の「白」がどの「白」かを覚えさせて、次の家具と色合わせすることができます。
もちろん、家具だけではなく、他のオシャレの分野のコーディネイトにも使えますよ。
世の中ホント便利になりました。

♠ワンポイント:同じ白系でも、同じ白を探すのは至難の業
もちろん、シリーズで揃えられるなら、それに越したことはありません。
取手や扉のデザインまで統一されていますから。
ほぼイメージ通りの“オシャレな部屋”を作ることができるでしょう。

白い家具の長所は、部屋を明るくする、広く見せるなどの他にも、家具の上にディスプレイする物の色彩を選ばない、という大きな長所があります。
ディスプレイする際の注意点は、目線の高さ。見えない装飾では、意味がありませんから。
それもこれも、ファニチャーの高さで決まります。
♠ワンポイント:飾るオシャレを楽しむなら低めの家具

■癒しなら木調家具


もちろんウッド系だって、オシャレなディスプレイはできます。
こちらは、わざわざ天板をウッドにしたモデル。
逆に白い物は、木調の方が、はるかに映えます
メリットはぬくもり。家具そのものの主張が弱くなり、部屋に溶け込むこと。 部屋に“癒し”を求めるなら、やっぱり木です。 デメリットは、コーディネイトがさらに難しくなることでしょうか。
先ほどのカラーコードアプリがあっても、木目は木材によって微妙に異なります

そういう意味で、ウッド系こそ、シリーズで揃えるのがおすすめです。
こんな感じ。
ウッド系を選ぶ方は、少なからずその“落ち着き”を考慮されてのことと思います。
デザインが統一されていると、本当に“落ち着き”ますね。

たとえば、右端の家具の取手が、金色だったらどうでしょう?
やはり、離してレイアウトせざるをえなくなります。
コーディネイトは、柄や色だけではないのです。

♠ワンポイント:コーディネイトはデザイン全体を見て

■ブックシェルフはよく考えて

収納に「見せる収納」と「隠す収納」があることは、『オシャレなインテリア』でも触れました。
「見せる収納」のオシャレ度は、見せている物によりけりで、入れ替え、並べ替えも簡単ですから、手軽に雰囲気を変えて楽しむことができます。

その中で、最も「見せる」か「隠す」か注意が必要なのが、ブックシェルフ=本棚です。

極端な話、その本がスタンダールとかであれば、見せる収納は有効。とっても“オシャレ”です。大マケで『ハリーポッター』くらいまで。
しかし、生活を囲んでいる本は、どんなに読書好きであっても、そうとは限りません。
たとえばカタログ通販の本であったり、家電品の取扱説明書であったり、マンガ本、あるいはダイエットの本なら、隠したいのが人情でしょう。

こうした場合に、“隠す”ことと“オシャレ”を両立させてくれるのが「マガジンラック」です。
マガジンラックは、想像する以上に大容量で、前に飾る本によって、いくらでも“オシャレ”にすることが可能です。 最初から、半分だけ“隠す”収納もアリです。
これでマンガ本とか、取扱説明書は隠れてもらって。
スタンダールは、一番目立つところにでも立てておけばいいのではないでしょうか。

♠ワンポイント:オシャレな部屋づくりを目指すなら本は隠す収納で

■レイアウトのシミュレーション

最後に、さきほどの家具のシリーズを使って、簡単なレイアウトの実験をしてみましょう。
A、B、どちらがいいと思われますか?

レイアウト
これは好みですから答えはありませんが、一般論としては、Bの方が“整っている”レイアウトです。 では、次の場合は、どうでしょう?
レイアウト
これも答えはありませんが、ほとんどの方がDと答えられるはず。

実は、BとCは、まったく同じ配置、同じレイアウトです。
ちがうのは光。
左側に窓がある、と捉えたわけですね。

ところが、実際の部屋のレイアウトでは、背の高い家具を隅に配置しますから、ほとんどはCになります。

けれども、“オシャレ”な収納家具は、それ自体がオブジェ。
それなら、大きい方を中央に引きずり出すのは、案外、悪くありません。次のお部屋替えでは、ぜひお試しを。

♠ワンポイント:デザイン家具は、それだけでオブジェ
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