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オシャレなインテリア

“魅せる収納”“隠す収納”で考えるオシャレなインテリア

見せる収納、隠す収納でオシャレなインテリアを構成する方法について考察しています。
生活感があるものを隠し、オシャレな雑貨などをディスプレイしてインテリアのグレードアップを図ります。

■見せるオシャレと隠すオシャレ

収納は大きく2つに分かれます。「見せる収納」と「隠す収納」
オシャレなインテリア、と言うと、とかく「見せる収納」を思い浮かべがちです。

オープンな飾り棚にお気に入りのアイテムをディスプレイして‥‥‥。

一人暮らしだったら、こんな感じ?
なかなか“オシャレ”です。
オープンな家具の場合、主役は置かれる物で、家具はそれを引き立たせる脇役です。

このように、多くの人は(あるいはプロも?)、オシャレなインテリアは“見せる収納”を思い浮かべますが。
こちらは隠す収納の代表、アンティーク調チェスト。
なかなか“オシャレ”です。

こんなファニチャーがひとつでも部屋にあったら、部屋全体の雰囲気も、ぐっと“オシャレ”になることは間違いありません。

この場合、トップのテーブルにディスプレイはできますが、主役はあくまで家具です。

実は、このオープンラックと、アンティーク調チェスト。価格はほぼ同じ、16,000円です。
つまり、同じ「投資額」でも、部屋はいかようにもなる、ということ。
♠ワンポイント:見せる収納=“オシャレ”なインテリアではない


■見せる収納と隠す収納

見せる収納と、隠す収納の割合を、ライフスタイルに合わせてグラフにすると、
グラフ
少々、乱暴ですが、こんな感じ。
『カルチャー』は、例えば、絵が好きとか、帆船が好きなコレクターであるとかです。当然、ディスプレイする物が多くなります。
これも、見せる収納のひとつです。

そもそも“オシャレ”は、基本は主観ですから、それぞれ人によって異なります。
バブル期には、「シンプルライフ」が大流行し、部屋から徹底的に物を排除していくのが“オシャレなインテリア”とされた頃もありますが、ここでは、『モダン』以上のことを“オシャレ”と定義して、両面から“オシャレ”なインテリアを考えていきましょう。

■ケータイに部屋の写真を撮っておく

女性は、小物大スキ。
ショッピングも大スキです。


「これカワイイ!」
「チェストの角に置いたら素敵そう!」

お店の人も上手ですから、
「これなんか、お部屋のワンポイントにするとオシャレですよ?」

確かに!

奨められるまま買ったりするわけですが、部屋には、ワンポイントどころか40ポイントくらい、すでにあったりするのです。
心の中の天使は、
「そんなの買って大丈夫?お部屋には似たようなのがたくさんあるじゃないの」
囁くのですが、ついつい‥‥‥‥。

見せる“オシャレ”は、とかく雑多になりがちです。
お気に入りのグッズに囲まれている生活は、確かに楽しいのですが、仲間入りできない物もあるのは確か。

見せる収納では、部屋の要所要所をケータイの画像に入れておきましょう
そうすれば、今買おうとしている小物がインテリアに合うか、すぐに分かります
そうすることで、自分のインテリアを考えられるようになります。

実際には、その画像を使うことはないかも知れません。でも、ケータイに入れておく分にはタダですから。損はないでしょう。
思わぬ時に、“天使の囁き”になってくれるかも知れませんよ?
♠ワンポイント:写真に撮ることでインテリアを客観的に考えられる


■プラスチックを卒業する

プラスチック製の半透明の収納は、中も見えるし、軽くて価格も手頃で便利です。まったくない家の方が珍しいくらいですが。

あなたがワンルームに一人暮らしだとします。
冬のボーナスが出た時に、自分を支えてくれた「部屋へのご褒美」として、奮発して、ちょっとオシャレな家具を買いました。

たとえば、先ほどのチェストのシリーズのアンティークなドレッサー。
ところが。
あれれ‥‥‥‥?カタログでは、あんなにオシャレなのに。
いざ部屋においたら野暮ったく‥‥‥。

それは、その家具のせいではなく、すぐ側にあるプラスティック収納のせいではありませんか?
これ、なさそうで、けっこうありがちです。

「それでも、プラスチック収納は軽くて便利」。
わかります。
でも、“ファニチャー”ではありませんから。本来は陰にあるべきもの。
オシャレな部屋に暮らすつもりなら、少しずつ少しずつ卒業しましょう。

ひとつのシリーズにこだわって、買い足していくのもひとつの手。
意外に、目からウロコですよ?

最初のチェストのシリーズがこちら。
いかがでしょう?

シリーズは、コーディネイトの悩みから解放されるだけでなく、揃えていく「楽しさ」があります。
全部一度にじゃなくってもいいのです。少しずつ、ボーナスごとに揃えていくのも、働く「目標」ができていいかも知れません。

ただし、あまり気長ですと、家具も商品ですから。
これでけっこう廃盤とかあったりするのです。
悠長すぎて、後で血眼でネットオークションを探す、とかならないよう。
♠ワンポイント:シリーズはコーディネイトの悩みから解放


■雑多になってきたら、割り切って色を増やす

見せる収納で、オシャレな小物類や、気に入った家具を衝動買いすると、どうしても部屋は雑多になって来ます
ひとつひとつを買った時は、「こんなはずじゃなかった‥‥」のに。

でも、安心して。
みんなそうですから。

とっておきの解決法は、「逆もまた真なり」です。
ファニチャーの方もいっきにカラーを増やす!

こんなチェスト、とかです。
ご覧のようにメインカラーはありません

そもそも、カラーコーディネイトは、大きな家具に合わせるのがセオリー。
主張するカラーがないから、とたんにコーディネイトはバラバラでもいいことになります。

カラフルだと、そこに居るだけで楽しい気持ちになりますよね!

でも、たまには落ち着いた気分にもなりたい。
これは、「楽しい」インテリアとは矛盾しているわけですが。
大丈夫です。
照明で調整すればいいのです。
灯りは、一瞬にして周囲の色を光と影だけに変えてくれます。
♠ワンポイント:色が増えたらカラフルな家具をメインに


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