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ヘタりにくいソファ選び

耐久性の高いソファの見極め方

ソファのほとんどは、クッション部にウレタンフォームという素材を用いていますが、ウレタンフォームは「再生しない」物質であるため、長く使っていると、必ずヘタって来ます。 最近になって、ウレタンフォーム以上の反発力のある素材が繊維メーカーによって開発されていますが、まだまだ普及にはおよばず、現状ソファはウレタン頼み。
つまり、ヘタれないソファはありません。
が、ヘタりにくいソファはあります。


では、ヘタりにくいソファとは?

■座って見分けるのは難しい

冒頭から申し訳ありませんが、ヘタらないソファを素人目で探すのは非常に困難です。
固いソファがいいのか?と言いますと、そうでもありません。
そもそも、座り心地を度外視したのでは、ソファの意味がないとも言えます。

実際に座ってみたとしても、「長持ちするソファ」を見分けることはむずかしいでしょう。
この点では、通販と大差ありません。

では、長持ちする「ヘタらないソファ」を選ぶ方法はないのか?と、言いますと、もちろんあります。
メーカーも、なるべくヘタらないよう研究、工夫はしているわけですから。

■スプリングで選ぶ

ソファに用いられているウレタンフォームは、硬度だけで100段階ほどもあり、再生品のウレタンチップも合わせると、その組み合わせは無限大です。

これに対し、ウレタンフォームを支えるスプリングは、おおよそ以下の4種類です。
①ウェービングベルト
②Sスプリング(Sバネ)
③コイルスプリング
④ポケットコイルスプリング

スプリング
①②は引っ張る力(張力)を利用していて、③④はまったく逆に押し戻す力(反発力)を利用しています。
これらスプリングには、座り心地を作り出すと同時に、クッション部への負担を減らして、ヘタリを防ぐ役割があります。
つまり、ソファの構造が分かれば、ヘタりにくいソファが分かって来ます。
(詳しくは、『ソファの選び方』) <ウェービングベルトを用いたソファ>
ソファ
<Sバネを用いたソファ>
<コイルスプリングを用いたソファ>
<ポケットコイルを用いたソファ>

■スプリングの役割の違い

さて。 ①ウェービングベルトや、②Sスプリングが「面」で受けるのに対し、③コイルスプリングと④ポケットコイルスプリングは、点で支えます
その特性から、面で支える①ウェービングベルトと②Sバネは、ヘタリ防止として、他のスプリングと並行して用いられることがあります。
ウレタンフォームを合わせれば、三重のクッション素材があることになり=より「ヘタりにくい」ということです。

■ポケットコイルスプリングの長所

ポケットコイルスプリングは、バネひとつひとつを文字通りポケットに入れて、加重を分散するようになっており、現状、ソファのスプリングとしては最も優れていると言っていいでしょう。

ここで重要なのは、スプリングにそれだけコストを投入している、ということで、ウレタン部にも十分な配慮がなされている、ということです。

むろん、価格もコイルスプリングよりは割高になりますが、最近は、非常にコストパフォーマンスが高くなりました。

<ポケットコイル+ウェービングベルトを用いたソファ>

<ポケットコイル+Sスプリングを用いたソファ>
一般に家具屋さんの店頭でソファを買う時は、たいていは座った時の第一印象で決めるため、スプリングまでは気が回りません。
なんとなく「モフッ」という座り心地で決めてしまいがちですが、長く使うなら、スプリング材まで、しっかり調べることです。

ポケットコイルを用いたソファは、座り心地も保証されています。
それだけ考え抜かれている、ということですから。

■面積は狭い方がいい?

ソファの座部は、たいてい何分割かに分かれています。 こちらは先ほどのポケットコイル+Sスプリング仕様のシリーズで、2分割になっています。
同じ2人掛けですが、座部の広さが違います。
ウレタンフォームの特性から考えると、狭いほどヘタりにくいように思われますが(密集して支えるので)、これがそうでもありません。
確かに反発力としてはそうなのですが、狭いということは=連続して同じ所に加重がかかるということ。

コイルスプリングやポケットコイルは、それぞれ点で支えているため、加重がかかる部分が移動してくれた方が、より長持ちすることになります。

ヘタりにくいソファ選び

■クッションを敷くなら

ソファの座部に、さらにクッション(座布団)を置いて座っている方は少なくありません。
確かに、厚くなる分、加重を吸収しますから、少しはヘタりにくくなるように思えます。ソファに汚れもつきにくくなり、一石二鳥?
が、実際のところ、座り心地はどうでしょう?

ソファは、もともと座り心地を最優先に考えて作られています。なかなかシックリする座布団ってありませんよね。

巾の狭い座る場所が固定化されるため、ソファにとっては、同じ所に加重がかかりがちになります。
もしクッションを敷くなら、座面と同じくらいの広さのものがいいでしょう。
とにかく、ソファは座り心地こそが「命」なのですから。

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